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玄関ドア専科　＞　「玄関ドアの防犯性能」

戸建てやマンションの玄関ドアを取り換える際、にお客様から尋ねられることの一つに防犯性能があります。

なぜかわかりませんが、多くの方が、カギはディンプル錠にしてくださいと言われます。

ひと昔前のキーは、ディスクシリンダーかピンシリンダーと言われるものが主流でした。

このは、キーにギザギザが付いているものです。

一時ピッキングと言って、泥棒が鍵穴に工具を使って開錠されることが報道されたことがありました。

大きな社会問題にもなりました。

そこでカギメーカーはディスクシリンダーを止めて、現在、耐ピッキング性の高いものが出ています。

お客様が防犯性を気になさるのは良ーく理解できます。

そこでいつもお話しするのは、戸建ての場合は、玄関ドアを狙うことはほとんどないということです。

図を見てもわかりますが、出入り口からの侵入は３１％となっていますが、実際はもっと低い確率だと思います。

それと言うのも、下図を見てもらうとわかるのですが、カギをかけていないではいられたのは、５０％近くになっています。

ただし、マンションの場合は、ドアからが多くなります。

それとガラス破りと言うのも高い比率ですね。

ところで、ドアのカギのシリンダーですが、ディンプル錠とおっしゃる方が多いのですが、ミワのカタログによりますと、いわゆるＵ９と言うシリンダーも防犯性能は変わらないようです。

当社は、年間７００セットほどの玄関ドアを取替させていただいていますが、

ピッキングで侵入されたというお話はトンと聞きません。

一つは、泥棒さんが、ピッキングと言う技術を持っていないことが原因と思われます。

それよりも、カギのかけ忘れと、ガラスを破られない方策を考えることが重要だと思いますがいかがでしょうか。

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