既存のドア枠を利用し、その上に新しい枠をカバーするように取り付ける方法です。大がかりな改修工事が必要なく、家の壁や床を傷める心配がありません。
有効開口は横幅がおおよそ20mm、縦幅でおおよそ15mmほど小さくなります。
既存枠を基礎として、室外側に飛び出す形でつける工法です。メリットとしては有効開口が狭くなりません。
ただ外壁から飛び出す形で枠がつきますので、ドアが開いた際に手前に十分なスペースがない場所では壁などにぶつかってしまうため適しません。
また外に飛び出した分、共有部としての廊下の幅も狭まりますので、法律で規定された幅以下になってしまうケースもありますので注意が必要です。
きぞんの枠はそのままで扉のみを新規に取り換える工法です。有効開口は同じで費用も抑えられます。
ただ既存の枠が傾いていたりするとドアとの間に隙間が空いてしまい調整も完全にできないので注意が必要です
室外からドアを見たときに丁番(ドアを支えている金具)が右についている場合は「右勝手」、左についている場合は「左勝手」と呼びます。
現在のドアの開き勝手と逆に取り付けることも可能です。ただし開き勝手が変わると外灯やドアフォン、サイドの壁などがドアと干渉する場合がありますので注意が必要です。
ドア本体を枠に固定するための金具です。
枠とドアの間の隙間を埋めるゴム製のクッション材です。消耗品につき経年劣化します。
子鍵を差し込む鍵穴部分の名称です。弊社では防犯性能の高いディンプル仕様のシリンダー錠を標準で使っています。
ドアの上部についている箱状の油圧式装置です。これがあることによりドアが勢いよく閉まることを防いでおります。
スピード調節や止まる角度などは標準で調整できるようになっています。 EXIMA 80stの外開きドアにはパラレル型(内付け型)が標準となっています。
来訪者を確かめるとき、ドアを僅かに開くだけで人の出入りができないようにするもので、防犯上の補助的な役割を果たすために、扉の内側に取付ける装置です。
電気的に鍵を開け閉めすることのできる錠のことです。電池のみで稼働できる「電池式」と配線し稼働させる「AC100式」があります。
リフォーム用の玄関ドアでは配線工事が不要な電池式が主流となっています。停電時でも鍵の開け閉めができます。当社ではどちらの方式にも対応しております。
また鍵タイプですがリモコンタイプ、カードタイプ、シールタイプなどがあります。選べる鍵の種類はメーカーにより異なります。
共有玄関に鍵が付いているような集合住宅の場合、個々の部屋と共有玄関のカギを同じもので施錠・開錠できるようにできます。
ドアが開いた時に、開きすぎて壁や窓などの障害物に当たらないようにその手前でドアを止めるための部品です。
その名のとおり郵便物を室外側から入れる口です。片袖・両袖の枠タイプであれば追加可能です。(オプション対応)
室内側で郵便物を受けるカゴです。オプション対応で追加可能です。
玄関ドアの特徴として、表面積が大きいために太陽光を直接受けて温度上昇が生じる室外側と太陽光を受けない室内側とで表面の温度差が生じやすくこの温度差に伴い室内外面にわずかなゆがみと、たて横・大小の構成部材間で異なる熱膨張とが重なって生じる摩擦により、異音が発生することがあります。
これは気温・立地条件・季節・使用材料の特性などの違いにより起きる不可抗力現象であり、玄関ドアの不具合によるものではありません。
強風雨時など、玄関ドアから雨水が侵入することがありますが、製品不要ではありません。玄関はポーチ屋根により通常の風雨を防げること、濡れても問題ではなかったことなどから、居室に使用される窓と同等の水密性能は要求されません。また、ドアの施錠機構は窓に採用されているような、枠と窓を密着させて雨水侵入を防止する引き寄せ構造にはなっていないのが一般的です。
換気扇の使用により室内の気圧が低い状態になり、ドアが室内にひっぱられる為、閉まるスピードが速くなってしまいます。
ドアクローザーの調整によりゆっくり閉まるようにすることも可能です。
ドアクローザーを調整した場合、換気扇を止めているときは通常より玄関ドアが閉まりにくくなりますが、製品不良ではありません。
結露とは、水蒸気を多く含んだ暖かい空気が、冷たいものの表面にふれることで冷やされ、空気中に含み切れなくなった水蒸気が水滴となってガラスなどに付着する現象です。
これは自然現象として季節を問わず発生するものであり、ドアの不具合ではありません。
結露発生を抑えるポイント
1.過度な過失の防止(上限60%程度までコントロール)
2.換気の促進
3.室温は適温に保つ(冬20~23℃ 夏25~28℃)
4.空気の流れをよくする
特に海岸地域や交通量の多い道路沿いは塩分や排気ガスによる汚れが多いので、こまめなお手入れをおすすめいたします。
強くこすったり固い布を使用しますと扉の塗膜を浸すため絶対に避けてください。
サンドペーパーやワイヤーブラシなどを使わないでください。商品に傷が付き、しみや腐食の原因になります。