最近は物騒な世の中になって、安全安心に関しての関心が非常に高い状況です。
私の住む木更津市は、昔はカギなど掛けなくても問題が起きなかったのは事実です。
農家のお宅などはなおさらそうでした。
人の移動も少なく、顔見知りの人しか見当たらなかったのでしょうね。
他人の家に侵入して、金目の物を持って行ってしまうなどと言う人間もあまりいなかったのでしょうか。
ところが今は物騒な世の中に変わってしまい、防犯対策をしっかりやらなければ安心できません。
カギを2個付けるのは当たり前。
マンションにおいては、共有玄関のドアはやたらに入れません。
来訪者は、訪ねる先の部屋の番号を押して、カギを解除してもらう必要があります。
ですから、相手がお留守の場合は玄関から中へ入れないわけです。
こうして、変な人間が入ってくるのを防止しているわけです。
先日、西東京市の12世帯のマンションからお問合せいたたきまして、伺いました。
ご要望は、各年数が古いので、セキュリティーを改善したいとのこと。
具体的には、共有玄関ドアはないので、電気錠の門扉を取り付けて、インターホンと連動で部屋から門扉の開閉をする。
また、住人は、玄関ドアも取り換えて、玄関ドアと門扉を同じカードで開閉したいとのことでした。
こうすることによって、セキュリティーはかなり高まるはずです。
でも考えてみると、こんなことまでしなければ安全が守れない世の中になってしまったのは、悲してことだと感じます。
日本人の本来の美徳を復活させることで、セキュリティーなんて考える必要のない世の中に戻るといいですね。
長嶌正美