以前、リフォームとリノベーションの違いを記載した。
住宅の新築工事は、年々減少してきています。
それは、少子化もありますし、ストック住宅の数が相当数ありますので当然の帰結でしょう。
住宅資材メーカーも当然そんな世の中の変化に合わせて商品の品ぞろえを企画しているわけです。
リフォーム用の玄関ドア、ykkapのドアリモも、LIXILのリシェントⅢも、三協立山アルミのノバリスもそんな状況から生まれた商品です。
我々のサッシ業界で言えば、その他のリフォーム商品として、窓の取り換えカバー工法のykkapの「マドリモ」や、
シャッター雨戸、浴室ドア、横引き雨戸、断熱化のための断熱ガラスなどがあります。
新築と違って、リフォームは施工上の難しさが伴います。
それこそ海千山千の多くの施工現場を経験する必要がありますが、それでも納まるまで不安があります。
いかに場数を踏んで、応用問題を解かなくてはなりません。
そんな意味で言えば、経験と知恵が必要なのだと思います。
わが社は、玄関ドアに関して、絶対的な情報、知識、施工応用技能、価格、アフターメンテナンスのどれをとってもピカイチを目指していますし、現状もそこそこのレベルになっているとの自負があります。
ある分野ならばどこにでも勝てるだけの優位性こそが必要な時代だと痛感します。
長嶌正美